ポンサラBLOG

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筋トレに最適な気温、湿度は存在するのか?

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今年の夏も異常に暑いですねー。

 

立っているだけで汗がダラダラ出てきて本当に辛いです泣

 

現場仕事の方々はお体に気を付けてください!

 

暑さに項垂れながら筋トレしていてふと思いました・・・。

 

”筋トレするときに暑すぎるとパフォーマンス落ちるんじゃね?”

 

”蒸し蒸ししてる日は筋トレに身が入らないんじゃね?”と、

 

そこで今回は、運動する際の気温や湿度はパフォーマンスに影響を及ぼすのかご紹介したいと思います!

 

 

 

目次

 

 

 

 

スポーツを活用した実験

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2014年にブラジルで開催されたFIFAワールドカップにおけるプレイヤーのパフォーマンスを評価したという研究があります。

 

スポーツを楽しむのではなく、研究に使おうという研究者の貪欲さには驚かされます!笑

 

でも確かに一流のスポーツマンを数百人利用することができる上、様々な人種でデータを収集できるというのはかなり魅力的なようにも感じます。

 

 

 

測定内容

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今回ご紹介する研究では、32チーム340名のプレイヤーの様々な気温、湿度環境におけるパフォーマンスを評価しています。

 

気温環境の範囲としては、22度未満、22度〜28度、28度よりも高い気温の3つの気温環境を設定しました。

 

同じブラジルでここまでいろんな範囲の気温をよく揃えられましたねー。

 

湿度に関しては、60%未満と60%以上の2つの湿度範囲を設定しました。

 

評価項目としてはダッシュのスピード、走る距離、スプリント(短距離ダッシュ)回数です。

 

 

 

研究結果

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結果としては、気温、湿度の違いによって走る距離とスプリント回数に影響が見られたと結論づけています。

 

最も走る距離が長くなったのは、気温22度未満で湿度が60%以下の環境でした。

 

これに対して、湿度60%以上の環境では気温に関わらず最も走る距離が短くなるという結果が出ました。

 

湿度が高いと持久力が落ちるということが推測されますね。

 

たしかに湿気の多い日にはバテやすい気もしますが、22度以下であってもこの影響が出ることには驚きました。

 

次にスプリント回数ですが、湿度60%以下での測定しかできていないものの気温22度以下の方が気温28度以上の場合と比較して約30%も多い結果が示されました。

 

このスプリント回数は筋トレなどの瞬発的な運動に近く、低い温度が筋トレの効率を上げる可能性も推測されます。

 

これらの結果から、筆者らは気温22度以下で湿度60%以下の環境下で最も高いパフォーマンスを発揮できると結論づけています

 

湿度に関してはまあそうかなとは思いましたが、個人的には気温25度くらいが最も高いパフォーマンスを発揮できるイメージがあったので気温に関しては意外でしたね。

 

 

 

まとめ

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運動と気温、湿度には間違いなく関連がありそうですね。

 

僕は空調の効いていない自宅での筋トレをメインにしているので、最近気温の上昇に伴って持久力やレップ数が落ちてきているような感覚がありましたが、これは本当のようですね!

 

筋トレの効率を上げるためにもエアコンがガンガン効いたジムで筋トレに励みたいところですねー

 

みなさんも夏に負けずに筋トレがんばりましょう!

 

ではまた!