ポンサラBLOG

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【社会人の知恵】ミスが多い人が取り組むべき『坐禅』

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この記事を読んでいただいているということは、ミスが多くて困っている人か周りにミスが多い人がいるという人だと思います。

 

ミスが多いと指摘を受ける機会も多く、そうするとさらに注意力が散漫になり、新たなミスにつながるという負のループに陥ります。

 

そこで今回はミスが多くて悩んでいる人におすすめの行動である坐禅について解説していきます。

 

動画でも解説しています。

youtu.be

 

 

 

 

 

 

ミスが多い人はなぜミスを繰り返すのか

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ミスが多い人って、どれだけ注意されても細かなミスが発生してしまいますよね?

 

私自身小学校の頃からケアレスミスが多いと言われ続けて早29年。社会人になっても提出書類の日付が抜けているとか、押印忘れ、誤字脱字などいろんなミスに悩まされてきました。

 

社会人になると細かなミスでも上司からの指摘が続くと、結構心にきますよね?

 

ミスを極力減らしてストレスの少ない人生を歩みたいとみなさん思っているはずです。

 

そこでまずはなぜミスが発生するのかということをご説明していきます。

 

ミスが多い人は何か作業をする時に100%集中できていないと言われています。

 

これには2つのパターンがあって、将来に対するプラスの注意不足過去に対するマイナスの注意不足があります。

 

前者は、今週末の自分の趣味が楽しみで集中力が低下するとかここの得意先の売り上げを伸ばすためにどんなことをしないといけないのか集中しすぎて目の前の作業に対する集中力が低下するといったものです。

 

大半の人が後者だと思いますが、後者の場合は仕事をしながら昨日彼女にふられたこととか、上司に怒られたこととか負の雑念が頭によぎって集中力が低下します。

 

人の目を気にしやすい人も注意が必要です。上司の機嫌が悪くてずっと上司が気になって目の前の仕事に集中できないなんていうこともかなり多くの人が経験しているはずです。

 

これらは無意識にも起きるので、自分ではそんなことはないと思っている人がほとんどです。

 

しかし、実際に頭の片隅でこれらの負の感情が集中力を奪っているのは確かです。

 

わかりやすくいうと一度に使える脳の集中力には容量があって、雑念が多いとこの容量を消費してしまいます

 

すると残りの少ない集中力で作業をするので、ミスも増えるということです。

 

つまり、潜在的な集中力を上げなくても雑念が入らないように訓練できれば、集中力が増しミスも減らせるというわけです。

 

 

ミスを減らすための坐禅

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社会人になってまず小さなミスを犯します。すると上司から指摘されます。指摘されるのが嫌になり、上司から指摘されるのが嫌という感情が集中力を奪います。

 

これが積み重なってくると、ミスはさらに多くなってきます。さらに積み重なると上司からの信頼を失います。

 

すると、自信を失ってさらにミスが増え、このループが続きます。

 

このような最悪のケースに陥らないために皆様にお勧めしたいのが『坐禅です。

 

禅のような宗教的な話を聞くとなんだか胡散臭いと思う方も多いかもしれません。

 

私自身、宗教については偏見を多く持っていた側の人間なので気持ちはよくわかります。(今もどちらかというと偏見を持っていますが・・・)

 

今回の話では禅は胡散臭くないんだよということも含めてお話ししたいと思います。

 

禅について

まず禅という宗教がどういうものなのかについて書いていこうと思います。

 

禅は大きくは仏教の1つで、南無阿弥陀仏の浄土宗とか南妙法蓮華経日蓮宗とか・・・いろんな宗派がありますが、浄土宗や日蓮宗というのは念仏を唱えることで救われるという教えです。

 

キリスト教などもこれと似たような教えになります(信じるものは平等に救われるという考え)

 

神様仏様がいて、それにすがるというような考え方です。

 

いってしまえば他力本願というかそういう考えが中心にあります。

 

一方で、禅は徹底自力の宗教で無神論的ですべて自己責任という思想を持った比類のない宗教です。

 

時宗教については神様仏様にすがるのが当たり前と思っていた私にとっては禅の考え方には驚かされました。

 

現在の社会の風潮として成功するかしないかはすべて自己責任的なリベラルな流れがありますが、こういった現代の時代背景にも禅はかなりマッチしていると思ってます。

 

皆さんご存知のスティーブ・ジョブズもまた、禅の考え方に魅せられたという話は有名ですね。

 

坐禅は、禅の最も基本的な修行の一つであり、これが集中力を高めることにも役に立つと知れ渡って行きました。

 

坐禅がなぜミスをなくすのか

それではなぜ坐禅をすることでミスがなくなるのかという話をします。

 

その前に一度、座禅を組んで呼吸の回数を数えてみてください。

 

坐禅の組み方については人それぞれあるようですが、基本的には両方の足の甲をももの上に置くあぐらのような形を作ります。

 

この組み方をすると自然と背筋が伸び、右足左足の区別が付きづらく一体になる感覚があると思います。

 

手はヘソの前で円を作るようにします。(両手を膝の上において金マーク?笑のようなものを作る形もよく見かけますが、本来はヘソの前で円をつくるようにするのがいいようです)

 

この姿勢で目を半開きもしくはつむって息を数えることを数息感といいますが、初めてする方は恐らく100回まで数える集中力が持たないと思います。

 

数えている最中に眠くなったり、その他のこと(上司の顔、仕事の内容、趣味など)が思考に入ってきたら、呼吸の数を数えることに思考を戻します。

 

これが戻らなくなり、次から次へといろんな思考がまとわりついてきたら集中力がなくなっているということです。これが仕事中にミスが発生する理由だと私は考えています。

 

坐禅を続けていくことで、一点に集中する力が養われ、雑念を払う技術をつけることができます。心を鎮める効果もあります。

 

私自身、ミスがかなり多いことで社内で有名だったのですが、座禅を習慣にしたことでまず数息感が楽に100回数えられるようになり、仕事でも集中して1つの作業をできるようになりました

 

すると、上司からの指摘も減り、悪循環が好循環になっていき、仕事も楽で効率よく、評価もよくなっていったように感じます。

 

まとめ

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いかがでしたでしょうか

 

禅の修行としての坐禅というのは心をフラットな状態にして、ありのままの今の状況を俯瞰する力をつけるのに役立ちます。

 

心をフラットな状態にするというのは、思い込みや頑固さを無くすということでもあります。

 

何事も始めたばかりの時の気持ちという意味で初心という言葉がありますが、坐禅はまさに初心を養うような修行です。

 

初心を忘れず、常に様々な考え方を受け入れ、柔軟に自分の思考を変えていくのにも坐禅は効果的です。

 

1日10分ほどあればできるので、是非坐禅を日々の習慣にしていってもらいたいと思います。