【温暖化】地球温暖化は大丈夫なのか?地球温暖化に関する新しい研究
ここ最近は猛暑の夏が続いていますね。
温暖化は肌で感じられるまでに深刻さを増していますが、ここ数日突然の豪雨(東南アジアのスコールみたいな)が多い気がします。
これも地球温暖化によって、日本の気候が変化してきているのでしょうか?
今日もこの豪雨のせいで全身びしょ濡れになりました・・・。
髪が薄くなってきているから勘弁してくれー・・・泣
このように地球温暖化が世間を騒がせて久しいですが、この地球温暖化に関する新しい論文が発表されました。
目次
地球温暖化に関する2つの説
地球温暖化には2つの説が提唱されています。
1つ目は、ミランコヴィッチサイクルによる気温上昇
2つ目は、産業革命以降の化学燃料の大量消費によってもたらされる二酸化炭素の増加による気温上昇
まずは基礎知識としてそれぞれの説の超簡単なさわりだけご紹介!
ミランコヴィッチサイクル
地球上の気温上昇に関しては、ミランコヴィッチサイクルという考え方が存在します。
セルビアの地球物理学者であるミルティン・ミランコヴィッチさんが提唱した説で、
詳しくはウィキペディアで調べていただければと思いますが、地球の回転の変化が周期的に起きており、これによる日射量の変化が地球上の気温を上昇させたり、下降させたりするというもの。
この周期というのが約10万年と言われており、21世紀現在がちょうど上昇期に位置するため、温暖化が進んでいるのではないかと考える人もいるということです。
しかし、このミランコヴィッチサイクルによる気温上昇では説明がつかないほどの気温上昇が起きており、もう一つの説がより有力になってきているんです。
温室効果ガス
地球上では気温がある程度一定に保たれているのには理由があります。
通常、宇宙を浮かぶ惑星は太陽などの恒星からの日射を浴びて地表が温められますが、この熱エネルギーはすぐに宇宙に放射されて、再び極寒の状態に戻ってしまいます。
しかし、地球上では大気が存在することにより、大気中の二酸化炭素などの温室効果ガスが熱エネルギーを吸収し気温の恒常を維持しているというわけです。
この温室効果ガスが大量に発生することで、気温を大幅に押し上げてしまうというのが、現在考えられている地球温暖化の最も有力な説となります。
短期的な地球上の気温変動に着目した研究
ミランコヴィッチサイクルが長期的な気温変化であるのに対して、今回の論文では過去2000年の気温の変化に着目した短期的な調査を実施しました。
この過去2000年の間には様々な気象変化が起きており、代表的なものとしては10世紀から14世紀にかけて起きた温暖化現象、その後の小氷期、そして近代の温暖化が挙げられています。
中でも際立った気象変化を見せたのは直近150年の気温の上昇で、しかもこの気温の上昇は地球上全体で見られました。
それまでの温暖期や小氷期は時期をずらして様々な地域で起きていたのですが、昨今の温暖化は地球全体規模で起こっており、これまでの自然現象的な異常気象とは違う特異的な異常気象だと思わざるを得ないのです。
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか?
ここ数年、温暖化に関する研究が活発に行われていますが、人類の活動による影響が大きく寄与していると考えられる研究結果が多いですね。
こうなってくると、二酸化炭素などの温室効果ガスによる地球温暖化説がますます説得力を増してきますよね。
すでに北極の氷は日本の国土の2倍もの量が溶けていると言われており、2030年にはすべて溶けてしまうとも言われています。
各国では温暖化防止のための様々な規制が進んでいるので、今後も電気自動車など地球温暖化を抑えられるような技術の発展に注目ですね(発電のために石油炊いてたら一緒な気もしますが、細かいことは気にしません)。
人類がもたらした温暖化であれば、人類の手によって解決したいものですね。
僕も今日から息する回数控えますね!
ではまた!