仕事が楽しくない、やりがいが持てない人のための副業
先日、私が所属している会社で後輩の上司に対する愚痴や仕事の愚痴を聞いていて思ったことがあったので、シェアしたいと思います。
サラリーマンなら誰しも愚痴の一つや二つは持ったことがあると思います。この記事を読まれている方は間違いなく持っていると思いますが笑
そんな中で楽しさややりがいを持っている人が多くいることも事実です。
それでは人生の大部分を費やす「仕事」において楽しさややりがいを見出せない人はどうすればいいのか解説します。
動画でも解説しています。
目次
人はどういう状態が一番成長できるのか
まず大前提として、人間が大きく成長できるタイミングというのは楽しく、やりがいを持ってそのことに取り組んでいる時だと私は考えます。
スポーツでも無理矢理やらされていても大きく成長することは出来ませんよね?それではテキトーに練習して、たまにはサボってという繰り返しになってしまいます。
サボれないような恐怖指導の元にあっても、コーチの指導を素直に聞けなかったりといった弊害が生じるので一つのアドバイスから吸収できることの量は減ってしまうのではないでしょうか。
つまり、練習量を増やし、指導者からのアドバイスを素直に聞き入れ、最大限自身の能力を向上することに時間を使うためには、楽しみながら、達成感を持ちながら、自信をつけて初めて大きく成長することができるというわけです。
仕事もスポーツと同じ
仕事はスポーツとは違うだろうと思われる方もいるかもしれません。
しかし、仕事もスポーツと同じでその仕事に必要なスキル(営業マンならコミュ力や問題解決能力など)は量をこなして、アドバイスを素直に聞き入れ、反省して初めて身になっていくものです。
この仕事がめんどくさいとか上司がうざいとか考えている人は大きな成長は出来きません。
一方では、仕事を楽しくやりがいを持って取り組んでいる人、例えば営業であればお客さんとのやりとりに楽しさを感じたり、どうやったら商品を買ってくれるのかを常に考えたりする人がいます。
この二人のどちらが将来大きく成長しているかは考えなくてもお分り頂けると思います。 同じ年数勤務していても、考え方や行動一つでその人たちの人生は大きく違ってくるわけです。
素晴らしいあなたの若い期間を上司や仕事への不満に時間を使っている余裕はありません。
勤務する環境を変えてみる
どうしても今の仕事に不満が出てしまうのであれば、働く環境を変えることも考えなければいけません。
すぐにやめて自分がやりがいや楽しさを感じれる職場に転職しましょう。
とはいえ、すぐにやめてもやりたいこともないし、次の職場でも同じような境遇が待っているのでは、もしかしたらさらに労働環境が悪化するかも・・・と不安になる方も多いと思うので、もう少し深掘りして考えます。
日本の労働環境について
過去
「最近の若者はすぐに辞める」というふうに言われて久しいですが、これは若者が怠けているというだけではなく、昔と今での社会の構造上の違いが関係しているとも言われています。
昔は携帯やパソコンも今のように普及していない時代でしたから仕事の内容はシンプルでした(かつ無駄な作業も多い)。
採用も積極的に行い、新人もどんどん入ってくるので、すぐに後輩が入ってきて雑用を振ることができました。
現在
それでは現在どうなっているかというと、政府としても雇用を守る必要がありますから、簡単にはリストラ状況を作り、過去の大量採用時代の中高年が溢れかえっている状況です。
会社としてはやる気のある若い新人を積極的に取り入れたいでしょうが、中高年の人員整理したくても出来ない状況なので、新人採用を減らすことで人件費の帳尻を合わせます。
さらに携帯電話やパソコン、ソフトウェアなどの情報インフラの発展に伴って仕事内容も複雑化し、雑用的な事務仕事も多くなってきていますので、後輩が入ってこない以上、若手社員は長期にわたって雑用を押し付けられることになります。
雑用中心の仕事(上司はそうは思っていないと思いますが)に長期間携わってきた結果、仕事にやりがいを感じられず退職するというのも不思議では無いと思います。
このような社会の構造上の理由から若手社員のモチベーション低下によって若手の成長機会が奪われていっている状況が大きな問題点であると考えられます。
未来
最近になって中高年のリストラブームというか45歳以上定年説(早期退職)のような考え方も出てきており、若手社員の雇用強化を進める動きが出てきているのも事実です。
あの世界的自動車メーカーであるトヨタですら、終身雇用を続けることは難しいと発表したくらいですから、今後この流れは強まっていくと思います。
この流れが強まっていけば、今後若手社員の働きがいや仕事の楽しさにも繋がっていき、大きな成長を遂げる若者が増えてくるんじゃないかと私は考えています。
ただこの考えが一般的になるには数年〜十数年はかかるので、今まさに仕事にやりがいを感じていない20代〜30代はどうすべきなのかお伝えしたいと思います。
現在20代〜30代前半の会社員は副業をすべし
結論から言うと副業をしましょうということです。
若者の成長機会の消失やモチベーション低下は成功体験のなさや仕事のやりがい、楽しさのなさによるものだと考えています。
これを副業で補おうと言うのが私の主張です。
私自身、入社5年目になって仕事のやりがいや楽しさ、自分の存在意義に疑問を持ち、何か世の中に発信できるものはないかともがいていました(株の勉強や不動産の勉強など、お金もないのに無駄な足掻きもしていました笑)。
2019年からホームページ作成を副業でできないかと考え、htmlやcssといった言語を勉強していたのですが、 2、3ヶ月勉強してみたところで実際にホームページという形にして世に出したいと思うようになりました。
そこで、知り合いのお店をしている方に無料でいいからホームページを作らせてくださいとお願いしたのですが、快く引き受けてくれ、実際にホームページを作らせて頂くことになりました。
作っていく中で様々な障害がありますが、全て学び直して真剣に取り組めば完成までたどり着けます。
副業をするかどうかで足踏みしている人は、おそらくここに恐怖を感じているのだとおもます。
「もしもできなかったらどうしよう。」とか「時間が無駄になったらどうしよう」と考えてしまうのです。
どうしても自信が持てないのであれば、今回の私の例のように最初は無料でもいいから何かをやってみるといいと思います(例:自作のアクセサリーを誰かに作る、誰かのYouTubeの動画編集をしてあげる、ヤフオク出品代行をしてみるなどなど)。
今人気のせどりもオススメです。
話を戻しますが、私が作った完成品を実際にWeb上にアップして、依頼主(依頼したのはこちらですが笑)に見て頂いた際に大変喜んで頂き、無料で作ると言っていたのに報酬まで頂きました。
これは僕自身の大きな成功体験となり、次のチャレンジも成功させられるという自信にも繋がりました。そしてさらに、本業にまで影響があります。
この副業での自信は本業での自信にも繋がり、これまで多く抱えていた本業での不満がほとんど解消されました。これはなぜか分りませんが、自信につながったことが大きいと考えています。
副業が私にもたらしたものは、「仕事の楽しさ」、「やりがい」、「自信」、「能力」、「お金」でした。
お金に関しては本業一本でも、借金さえなければある程度は貯められると思いますが、自信や能力に関しては、どの企業に就職するかどの上司の下につくかといった「ガチャ」なので、企業ガチャや上司ガチャに頼らなくても済むように、若年層の社会人は副業をすべきです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今、仕事で不満や悩みを抱えている若年層の方は多いと思います。その不満や悩みの元はお金だけではなく、仕事の楽しさややりがいのなさ、将来への不安などいろんな要素が元となっていることがほとんどです。
副業はそのいろんな悩みのタネを間違いなく払いのけてくれます。
もしかしたら副業が軌道に乗って独立する人もいるかもしれませんし、その仕事内容で転職する人もいるかもしれません。
いずれにせよ副業は本業に不満を抱えている人の助けになることは間違い無いので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。