【フィットネス】ダイエットに繋がるのか!?高強度インターバルトレーニングの効果
みなさん今日も筋トレしてますかー!?
それともダイエットしてますかー!?
昨今のフィットネスブームも相まって、街中でフィットネスクラブが乱立しております。
僕の住む街でも、最寄駅付近に新しいフィットネスクラブが5件くらいできました。
しかも、営業でいろんなところに訪問するのですが、かなりの田舎であってもフィットネスクラブが1、2件はあるんですよ。
そこまで需要あるんかなー・・・。
というわけで!
今日はフィットネスやダイエットにまつわる論文をご紹介します!
僕自身筋トレを半年以上続けていて、この手の新しい情報はすごく参考になるので、筋トレやダイエットしているみなさんにもこの内容は必見ですよ!
目次
ダイエットできるか!?高強度インターバルトレーニングによってエネルギー代謝が増強される
今回の論文では高強度インターバルトレーニングというトレーニング法を中心とした話が展開されています。
ところで、高強度インターバルトレーニングってご存知ですか?
田畑式トレーニング
高強度インターバルトレーニングの中でも有名なものでは田畑式トレーニングというものがあります。
私自身ダイエットをするために半年前から筋トレなどフィットネスを始めたのですが、ダイエット初期にはこのトレーニング法を実践して約1ヶ月で5キロ落としました。
その当時、体重が74キロ(身長175cm)あったのが、69キロまで落とせたのはこのトレーニングのおかげです。
どういったトレーニングかというと・・・・
マジでしんどいですよ・・・
20秒の高強度運動(息があがるレベルの運動)を実施して10秒のインターバルを挟むこれを4分間の間に8回繰り返すというものです!
たったの4分だけでいいんか!?と、思ったそこのあなた!
甘く見ることなかれ。
最初の1分でほぼ抜け殻になりますよ!
信じられない方はぜひやってみてくださいね。
高強度運動であればなんでもいいのですが、今回は私がやっていた田畑式をご紹介しておきますね。
バーピージャンプ(ジャンプして腕立て伏せしてを繰り返すやつ)
20秒間
↓
休憩
10秒間
↓
バーピージャンプ
この繰り返しです。
20秒間ダッシュっていうやり方もありますし、高強度運動であればなんでもいいので、いろいろ試してみてくださいね。
高強度インターバルトレーニング(SET)によるエネルギー代謝の変化
SETの話はここまでにして、ここからが本題です。
今回の研究のテーマは、SETをすることでミトコンドリアにおけるエネルギー代謝がどのように変化するのかというもの・・・
エネルギー代謝??
なんのことを言っているのかさっぱり・・・
という方のためにまずはミトコンドリアとエネルギー代謝についてお話ししますね!
ミトコンドリアとエネルギー代謝
ミトコンドリアってなんだか面白い名前ですよねー。
このミトコンドリア、何かというと・・・
僕たちの全身を形成している細胞の中にいる生物なんです!
生物!?
ミトコンドリアは、人類の文明が発達するはるか昔に多細胞生物に共生した生物だと言われています。
これだけでかなり驚きですが、このミトコンドリアあらゆる生物にとってなくてはならない存在なのです!
僕たちが普段生活する上ではエネルギーが必要ですよね?
実は、僕たちが生命活動を営むためのエネルギーは、このミトコンドリアが作っているんです!
ミトコンドリア内で行われる「酸化的リン酸化」という化学反応によって、エネルギーの元となるATPという化合物が生産されます。
このATPを利用してエネルギーを生み出すことができるという仕組みです。
さらに!
ATPを生産する過程で脂肪が燃焼されるので、ミトコンドリアはダイエットの味方にもなりうるわけですねー。
ミトコンドリアってそんなに重要なやつなんだ・・・
なんだか可愛く思えてきた!
高強度インターバルトレーニング(SET)によるミトコンドリアへの影響
さて、ミトコンドリアとはなにかわかったところで本題に入ります。
今回ご紹介する研究は、健康な男性20名を対象に行った研究で、まず10人ずつ2つのグループに分かれてもらい実験を行いました。
実験内容としては片方のグループには6週間のSETを続けてもらい、もう片方のグループには通常の生活を送ってもらいます。
そして、この2つのグループの間でミトコンドリアやエネルギー代謝に変化があったかどうかを調べました。
その結果、ミトコンドリアの量を示すタンパク質量が増加したほか、エネルギー産生に関係する酸化的リン酸化の効率も向上されたのです!
「SETやったら、ぼーっとしてても痩せれるんちゃいまっか!?」
と思いましたか?
僕も思いました!
僕がダイエットに目覚めた時、田畑式をやると代謝が上がって普段の生活を送るだけでも太りにくくなると、YouTubeかどこかで見たのを思い出しました・・・。
が、しかし
ミトコンドリアの代謝が増強されるのは、細胞の温度が40度を超える時、つまりトレーニングをしている時だけだったんです。
そのほかの、平常時の体温状態ではミトコンドリアの代謝やエネルギー産生には変化がなかったそうな・・・。
楽して痩せれると思ったのにね・・・泣
まとめ
高強度インターバルトレーニングによって、ミトコンドリアの量やエネルギー生産効率は良くなるものの、それはトレーニング中(体温40度の状態)に限るという結論で締めくくられていました。
やっぱり楽して痩せるのは無理そうですね。
とはいえ、SETを実践することで筋トレなどでのエネルギー効率を上げたり、マラソンなどでのエネルギー効率を上げる可能性も期待できるため、フィットネスブームの現在においてはぜひともみなさんSETを実践してみてはいかがでしょうか?
僕は、この過酷なトレーニングには心を折られてしまっていますが・・・。
それではまた!