【記憶力】加齢による脳の老化を防ぐたった一つの方法
最近歳がいったせいか、記憶力や頭の回転が悪くなったなーと悩んでいませんか?
私自身、高校生や大学生の時と比べると、パッと面白いツッコミをいれたりできなくなってきました(本当に面白いのかよというツッコミは無しでお願いしますねw)
そんな悩みを抱えているあなたに、脳の老化を改善することができる方法をご紹介します。
結論を先に言ってしまうと、「ランニングをしましょう!」ということす。
目次
脳の老化とは何なのか?
そもそも脳の老化ってどういうことなの?と疑問を抱える方も多いと思いますので、まずは脳の老化についてサクッとご説明します。
脳というのは、体の中で特に神経細胞が多く集まった組織で、神経幹細胞という神経に変化する細胞を多く持ちます。
そして、神経幹細胞が増殖、分化(細胞の特性を変化させること)することで脳が形作られていきます。
この神経幹細胞、胎児期には増殖能が非常に高く、指数関数的に増えますが、増殖能力には限界があり、加齢に伴って増殖できなくなります。
記憶力にも神経幹細胞の増殖や分化が関わっていますので、加齢に伴って記憶力も低下するというわけです。
脳の老化にはランニングが効果的!?
それでは、ランニングがどのようにして脳の老化を改善するのかご説明していきます。
脳といっても大脳や小脳、脳幹といったいろんな部位が存在します。
その中でも、記憶力に関係があり、細胞分裂が最も活発に行われている「海馬」と呼ばれる部位に着目してみましょう。
ランニングをすることによって海馬における細胞分裂の頻度が増すという報告があります。
さらに、神経幹細胞は前駆細胞という細胞に分化したあと、成熟神経細胞へと分化を遂げていきますが、ランニングをすることで、神経幹細胞と前駆細胞共に細胞増殖能力が高まることも報告しています。
これに加えて、ランニングをすることで90日間も細胞増殖の恩恵が続くという素晴らしい結果も示してくれています。
つまり、老化をして細胞分裂能力が低下した脳において、ランニングが脳の老化を長期的に改善する可能性が示されたわけです。
この研究は、マウスを使って研究ではありますが、脳のつくりの大部分は哺乳類で共通しているため、人間にも当てはまると筆者は大いに期待してランニングをしまくっております。
まとめ
みなさんいかがでしたでしょうか?
最近、物忘れが激しいとか、人の顔と名前が結びつかない、などといった悩みを抱えている方は要注意です!
すぐにランニングを始めて若かりし頃のイキイキした脳を取り戻してくださいね!
ではまた!